2016年12月21日水曜日

奥久慈男体山~袋田の滝縦走

2016年12月18日(日) 茨城県大子町の奥久慈男体山から袋田の滝まで縦走してきました。


ホームの安達太良山は薄っすらと雪化粧、寒くてもう登れません(´;ω;`)ウゥゥ。でも、12月に1回は登りたいと思い、色々検索していたら奥久慈男体山が目につきました。茨城県ですが、福島県との県境ですし、車で2時間ちょっとで日帰りが可能です。しかも、袋田の滝まで縦走も可能ということで、職場のDrを誘って茨城遠征となりました。

7時10分頃に下山口の袋田の滝付近の無料駐車場で待ち合わせ、そこに車を1台置き、乗り合わせて男体山の登山口の大円地の駐車場へ移動します。
朝の気温は氷点下5℃、家々の屋根は霜で真っ白ですが、予報では晴れ日中は15℃位です。

本日のコースは、大円地登山口から健脚コースで男体山山頂へ、そこから縦走路を通り袋田の滝へ行く、約7.5キロです。所要時間は休憩や滝の見学込みで7時間30分でした。


登山口の大円地の駐車場に到着、身支度を整えて登山開始です。
7:45 登山開始
登山口の大円地駐車場
 駐車場より車道を少し進むと登山口の案内板がありますので右折します。
大円地山荘方面へ進みます
 本日登る奥久慈男体山です。標高は低いですが、岩山で傾斜もあり結構きつそうな山です。
朝日に照らされている男体山
 朝は冷え込んでいたので2人も防寒対策は万全です。


登山道を少し進むと直ぐに分岐に到着。一般コースと健脚(上級)コースに分かれます。
当初は無難に一般コースを進む予定でしたが、一般コースだと時間もかかるし、せっかくここまで来たので鎖場にチャレンジしようということで、健脚コースへ進むことに決定。 左側へ進みます。
一般コースと健脚コースの分岐

石で出来ている立派な標記
最初は緩やかな傾斜ですが、進んで行くにつれて徐々に傾斜が増していきます。
登りはじめは完全防寒でしたが、登り初めて間もないですが、汗がにじんできます。
上着を脱いで体温調整をします。
傾斜が増してきます

久々の登山なのでペースはゆっくり登ります
最初の分岐から30分ほど登った所からいよいよ鎖場になります。
この先から鎖場です
朝霜が降りていたので岩場が濡れていないか心配でしたが、日差しが差し込んでいたので岩場は乾いていて問題なさそうですが、油断大敵!慎重に登っていきます。

段差のある岩場を乗り越えるのに苦労する個所もあります

写真ではわかりずらいですが、結構な急斜面です
8:30 一旦、展望の開けた場所に出ますので、小休憩を取ります。
景色に見とれて、写真を撮り忘れてしまいましたが、日光の男体山や白根山を望むことができます。
展望の良い場所で小休憩
15分ぐらい休憩後、再び山頂を目指して進みます。
目指す山頂と快晴の空
ここから先が、本格的な鎖場の連続です。先ほどより傾斜も増していますので慎重に登っていきます。比較的足場も確保できるので鎖は補助的に3点確保で登ります。



鎖場を登り切ったところで東屋のある稜線に出ます。山頂まであと少し。

最後の急坂を登ると山頂です
9:20 登り始めてから約1時間35分で山頂到着です。奥久慈男体山653.9m
山頂標記の前で記念撮影

山頂から日立方面

山頂には祠があります

山頂(三角点)から祠の場所を撮影
祠のある断崖の上で休憩。下をのぞくと目がくらみそうです。
祠の断崖からの景色

山頂にそびえるアンテナ、山頂の目印になってます
9:40 20分位の休憩後、袋田の滝を目指して縦走です。
東屋まで戻ります
稜線の分岐を袋田の滝方面へ進みます。
健脚コースと縦走路の分岐
ここから先は、袋田の滝まで幾度となくアップダウンの連続です。
平らな道があまりありません。

分岐が結構多いですが標記がしっかりしているので迷うことはありません

すっかり木々の葉は落ちてしまっています

白木山への分岐、ここは左(袋田の滝方面)へ

急な下りです


この辺は、北側の斜面らしく日が当たらなく気温も低いです。
と思っていたら何と急斜面の下りの登山道が凍結しているではないですか(*_*;
登山道の凍結個所は2カ所でした。
凍結個所を避けて下るのに苦労しました

別の凍結個所を振り返って撮影


谷地の所まで来ました。ここは紅葉時期の撮影スポットみたいですが、今は落ち葉だけです。

紅葉の時期に来てみたいです




11:50 第二展望台に着きました。




時間は丁度お昼。お腹もすいたのでここでランチタイムとします。

12:17 お腹が一杯になり休憩も十分に取ったので、第一展望台へ向けて出発。

12:30 第一展望台(鍋転山)に到着。ここにはベンチもあります。



立派なベンチです。ここで休憩もよさそうです。
休憩もそこそこに先へ進みます。



第二展望台からかなり下ったと思ったら、月居(つきおくれ)山への急な登りが待っていました。
縦走路の登り下りの中でここが一番きつかったです。(後半なので特にきつく感じたのかも)
急坂を登りきると月居山山頂に着きます。


月居山山頂
せっかく急登を登ったのですが、またすぐに長い急坂を下らなければなりません。
急な下り滑らい様に注意
最後の分岐です。ここから袋田の滝方面と駐車場方面へと分かれます。
当然、袋田の滝方面へ進みます。

袋田の滝へは月居観音堂の脇の山道を登っていきます。
ここから前月居山(最後のピーク)へは石段の階段の登りです。


山頂まで階段が続いています
登り切ったと思ったらすぐに下りの階段が待ち構えていました。
滝の所まで延々と続いています。しかも急です。
階段は意外と疲れます。
途中から展望台が見えます。
写真中央の建物が展望台です
生瀬滝に寄り道。ここまで来ないと生瀬の滝は見れません。(袋田の滝の展望台から見ることはできません)


正規ルートに戻り少し下ると袋田の滝の上部を見ることが出来ます。
袋田の滝の上部
さらに急な階段を下っていきます。

階段を下から撮影。急な階段ですよね
14:30 袋田の滝の吊橋に到着です。
袋田の滝を見学に展望台へいきます。



展望台へ行くには、300円の見学料(袋田観瀑施設利用料)を支払います。
袋田の滝は目近で見ると迫力があります。



トンネルの中にある不動尊
エレベーターを使って44m上の観瀑台へ行ってみます。
観瀑台からの袋田の滝、4段の滝であることがわかります。

正面の山が前月居山のピーク
トンネルをまっすぐ行っても駐車場へ行けますが、吊橋から駐車場へ戻るため左(先ほど来た道)へ行きます。
滝の展望台へのトンネル

絶壁の上部にも人がいました。登山道があるのかな?今度行ってみたいです。

1月一杯アイスガーデンのイベントがあります

後半最後の通ってきた縦走路、右が月居山、左が前月居山
15:18 朝止めた駐車場に到着です。ここから登山口の大円地駐車場へ車を回収しに戻り、帰路に着きました。
町営の無料駐車場
7キロちょっとの行程でしたが、アップダウンが続くハードなコースで気分的には15キロ位歩いた感じで結構疲れましたが、やっぱり縦走は楽しいです。また色々さがしてチャレンジしてみたいです。

お疲れ様でした。

おわり