2016年5月23日月曜日

霊峰男体山登山

2016年5月22日(日) 栃木県日光市の中禅寺湖の北側にそびえる日本百名山でもある男体山(なんたいさん)2486mに登ってきました。

男体山は二荒山神社の御神体山であり、山頂には二荒神社の奥院があります。登山というより登拝(御参拝)が正しいみたいです。

今回も日帰り登山ですので、自宅を朝の4時に出発して、高速道路を利用して日光二荒山神社中宮祠へ向かいます。
7:15頃駐車場に到着。道路前の駐車場は満車に近かったのですが、何とか駐車できました。
車の中で着替えをして装備を整えでいざ出発です。
二荒山神社の入り口の鳥居をくぐり階段を上って境内へと進みます。

二荒山神社の入り口
 階段を上り最初の門をくぐると男体山が目の前に見えます。正直な感想「高い!」
今まで登った山で最高が「燧ケ岳」の2356m、男体山はそれより高い2486m!気を引き締めて登ります。
男体山はやはり高いです

門をくぐりさらに境内の奥へ進みます
 境内へ入って直ぐ右手に「男体山登拝受付」があります。そこで受付し登拝料500円を納めると、お守りと登拝案内図を頂けます。また、男体山が初めての方には注意点などの説明があります。

登拝受付所で受付をします

登拝交通のお守り
 受付を済ませたらいよいよ登山開始です。
まずは入り口で、無事に登山できますように安全を祈願します。

入り口で安全祈願
 最初は石の階段、次に木の階段です。これが結構長いです。(階段は苦手です)

長い階段、何段あるのかな?
 一合目から登山道らしくなってきます。

一合目
 結構な急斜面です。しかも、まっすぐ一直線に登山道が伸びています。
初めての山で、今回も単独行なのでペース配分は全く分かりません。焦る気持ちを抑えて、ゆっくり登ることに心がけて登ります。後ろからドンドン抜かされます。

急な斜面をひたすら登って行きます
 石垣が見えてきたと思ったら、どうやら三合目まで来たみたいです。
登るの必死で周りの景色を見る余裕がなかったのか、二合目の標記に気が付きませんでした。
ここからは先は、四合目まで舗装された道を歩きます。

三合目の標記
 一旦、舗装された道路をしばらく歩きます。今まで急斜面を上ってきたので幾分安らげます。

なだらかな舗装道路

途中で景色が開け、中禅寺湖が望めます
一機に高度を稼いだ感じです

今日は登山日和!空が青い!
 鳥居のところまで来ました。四合目到着です。ここから再び登山道になります。

鳥居をくぐり登山道へ
 ここから先も、急斜面がつづきますが、歩きにくい道ではありませんが、所々滑りやすいところがあります。マイペースでゆっくりと登って行きます。

山ツツジも綺麗に咲いています
 五合目、やっと半分。

五合目の標記
 振り返ると中禅寺湖。先ほどより高度が上がっているのが実感できます。

振り返ると中禅寺湖が見えます。
 ここから先は、登山道の様子が変わってきて、大きな岩が目立ってきます。

徐々に岩が目立ってきます
 六合目に到着。もう何回も休憩をとってきています。体力の無さが実感できます。

六合目
 六合目を過ぎると、木の根っこが張り出した道へと変わります。
男体山は、登っていくにつれて登山道の様子が変わっていくバリエーションに富んだ山で以外と楽しめます。
木の根っこの道
 登山道が少し開けたと思ったら、今度は、岩場の登山道に変わります。
岩場の急登が長く続きます。

岩場の急斜面

振り返って中禅寺湖
さらに高度が上がっています
 七合目到着。

七合目の標記

鳥居をくぐります
 八合目、滝尾神社へ到着。

八合目の表記

祠が祭られています
 八合目を過ぎて、岩場を登り切ると、登山道は若干傾斜が緩やかな道へと変わります。
岩場の急斜面に比べると、傾斜が緩やかになりますので気持ちが少し楽になります。(それでも急斜面には変わりませんけど)

若干傾斜が緩やかになり、歩きやすい道
 しばらく登ると、今度は、階段状の道になってきます。
ここへきての階段はかなりつらいです。(階段は苦手です)

登山道は階段状の道へ変化
 樹林帯を抜けると、今度は、ザレ道になります。これが滑ってとても歩きにくいです。
山頂まで続きます。

樹林帯を抜けました

振り返ると戦場ヶ原が見えます

滑って登りづらい道です
 山頂の奥院が目の前です。
鳥居をくぐれば山頂です。

あと少し
 男体山山頂(奥院)到着
ここまで約4時間、超スローペースで登って来ました。

二荒山神社奥院

御神像
 見てみたかった剣
皆さん、剣の隣で記念撮影をしています。


すごい立派な剣です

三角点
 お腹が空いたので、山頂散策の前に昼食。本日も、おにぎりとカップラーメンです。
山頂で食べるご飯はやっぱり美味しいです。

お腹がいっぱいになったところで、しばらく散策です。
見晴らしのいいところで、写真をお願いしたところ、とても親切な方で、
最初は、中禅寺湖をバックに、今度は、白根山をバックに撮りましょう。最後に、太郎山をバックにと3ショットも撮ってくれました。
本当にありがとうございました。

中禅寺湖をバックに

太郎山をバックに
 山頂を十分満喫したので、山頂を後に下山開始です。

下りは滑りやすいので慎重に
 登りが急斜面ということは、帰りも当然、急斜面です。
ゆっくりと慎重に下ります。

急斜面の下り

岩場は特に注意です。落石をしないように慎重に足元を選びます
 四合目まで降りてきました。
ここから舗装道です。少しホットします。

四合目の鳥居

快適な舗装道ですが、日差しが照り付けて熱いです
 三合目、ここから山道。一気に下ります。

三合目

一合目の鳥居
 登拝門へ到着です。
下りの所要時間は約3時間(登り同様スローペースです)

登拝門へ到着
何とか無事に男体山登山をすることができましたが、流石に疲れました。
でも、またチャレンジしてみたい山です。

おわり

2016年5月8日日曜日

口太山山開き(パノラマ843)

2016年5月8日(日) 川俣町と二本松市にまたがる口太山へ登ってきました。

口太山山開きは、3年連続の参加です。川俣町大綱木の口太山登山口より登ります。
今回もいつもの周回コースで、登山口より「猿滑りの滝」「乳子岩」を見ながら山頂へ、帰りは、山頂直下にある石尊神社方面へ、ニリンソウの群生地を通り登山口へ下るコースです。

8時30分に駐車場へ到着。満車状態でしたが、係の方に誘導され空いているスペースに何とか駐車することができました。
川俣町は自宅からそんなに遠くないのと、山頂での10時からの式典に間に合えばいいと思いのんびり自宅を出発したのが失敗でした。

駐車場から登山口までは歩いて行きます。

正面に見えるのが本日登る口太山です
 駐車場から10分位で登山口へ到着です。
受付で、登山者カードに記入してから登山開始です。
登山口には登山道の案内図に放射線の測定値が表示されています。(4月24日測定で山頂は0.41マイクロシーベルト(地上1m))

口太山登山口

桜並木に沿って行きます

丸太橋を渡ると急登の始まりです

猿滑りの岩
 新緑とツツジが咲く登山道。山頂まで急登が続きますがですが、今日は登山日和の天気で、とても気持ちがいいです。

ヤマツツジが咲く登山道を進みます

途中「乳子岩」へ寄り道

岩場の難所

迷い平を過ぎれば、山頂まであと少し
 山頂へ到着。
山開きは、川俣町側と二本松市(旧針道)と同時開催なので、この後、10時から式典、おたのしみ抽選会の時は、狭い山頂が登山者で一杯になります。
山頂のツツジは、まだ、つぼみが多く、見頃はもう少し先みたいです。

山頂で記念撮影

山頂からツツジと吾妻安達太良の山並
 式典、おたのしみ抽選会の終了後、下山開始です。
下山ルートは尾根道の急な下りです。(このコースは登りには使いたくないです)

滑りやすい急坂が続きます

薄紫のツツジも綺麗です

ニリンソウの群生地
 下山後、登山口では、すいとん汁の振る舞いが待っています。

すいとん汁
ボリューム満点でとても美味しかったです
 今回ゲットした記念品

3回登頂記念で頂いた三脚の椅子

おたのしみ抽選会で当たったLED照明付きルーペ
(親にあげました)

今年も、「山開きに参加して、くろがね小屋に泊ろう」のキャンペーンが開催していました。
くろがね小屋宿泊券(1泊2食付)抽選で50名。
今シーズンは「蓬田岳」と今回の「口太山」の2座へ参加済み、あと1座で申し込めます。

おわり