2015年8月9日(日) 先々週の燧ヶ岳に引き続き、日本百名山の一つ「会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)」へ登ってきました。
会津駒ヶ岳は、登山口からの標高差が約1100mあり、最初から急登の連続で山頂付近まで続く私にとってはハードな山ですが、森林限界を超えたところから現れる頂稜湿原は感動的です。ここが日本かって思わせる景色です。この景色を見たくてまた登りたくなるなるのもこの山の魅力の一つではないでしょうか。
今回の登山のお目当ては、山頂付近に群生している「ハクサンコザクラ」です。咲いているのを期待しての登山です。
今回のコースは
滝沢登山口⇒(水場)⇒駒ノ大池⇒会津駒ヶ岳山頂⇒中門大池⇒駒ノ大池(昼食)⇒(水場)⇒滝沢登山口
所要時間:8時間42分(休憩込)
6:02 滝沢登山口より登山開始
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滝沢登山口
長い急な階段が特徴の登山口です |
階段を上るといきなりの急登が始まります
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急登でペースが上がりません |
登山口から20分位の所に木が横たわっている休憩場所があります。
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腰掛けるのに丁度よい木が横たわっています |
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木の根がむき出しになっている道もあります |
つづら折りの急登がこの先の水場まで続きます
前回の燧ヶ岳で痛めた膝が完全に治っていないのと、日頃の運動不足もたたって、体が登山になれずペースが上がらないし、大量の汗でタオルがびしょ濡れです。
7:30 水場に到着
皆さんここで水の補給をしながら休憩を取っています。
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ここまでが丁度、中間よりちょっと登った地点です |
水場はここから2分ほど下った場所にあります。(すべりやすい急坂です)
水量は少ないですが、とても冷たくおいしいです。1.8リットルのプラティパス(ビニール製の水筒)にたっぷり入れ替えます。
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とても冷たく、手を長くあてていられません |
水を補給してから再びスタート。ここから先は若干傾斜が緩くなりますが、急登は続きます。
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水場までと比べると傾斜が緩くなり歩きやすい |
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木々が段々低くなってきて空がのぞけます |
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登山道も階段が多くなってきます |
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登山道脇に咲いていた「ハナニガナ」 |
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山の稜線も見えてきます |
樹林帯を過ぎて登山道も木道に変り、しばらく歩くとベンチがある休憩場所へ到着します
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眺めのいい休憩場所で一休み |
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駒ヶ岳の山頂が見えます(正面) |
木道脇の草原には沢山の花が咲います
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キンコウカ |
樹林を抜け、一気に視界が開けて飛び込んでくるこの景色が最高です
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駒の小屋方面へと向かう登山道 |
9:26 駒ノ大池へ到着
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駒ノ大池の前に立つ道標 |
駒の小屋の前には、大池を見渡せる休憩所があります。
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小屋前の休憩所 |
目の前にそびえる山頂を目指して進みます
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駒ノ大池と水面に映る逆さ駒ヶ岳 |
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池の周りのはワタスゲが風に揺れています |
駒ノ池よりちょっと行った所に咲いていました「ハクサンコザクラ」
思っていたより小さい花ですが、とても綺麗です。ここまで苦労して登ってきたかいがあります。
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ハクサンコザクラ |
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群生しているハクサンコザクラ |
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山頂へと続く木道 |
山頂への分岐。右へ進みます。
正面の道は中門岳より戻ってくる時に通ってきます。
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山頂への分岐 |
山頂への道は木道の階段を上ります。
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山頂へと続く階段 |
9:58 会津駒ヶ岳山頂へ到着
地図上でのコースタイムでは3時間20分ですが、休憩込ですが4時間近く掛かってしまいました。
雲は少しありますが、晴天といってもいいくらいの空で気持ちがとてもよく、疲れが吹っ飛びます。
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山頂で記念撮影 |
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山頂から燧ヶ岳 |
山頂を後にし、中門岳へ向かいます。
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山頂より少し下った所より、中門岳への稜線 |
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ニッコウキスゲも咲いていました(一か所) |
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尾根上に多く点在する池塘 |
10:36 中門大池へ到着
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中門大池 |
本来ならこの先にある中門岳へ行きたい所ですが、雲行きが怪しくなってきているのと、帰りの時間(ペースが遅い)を考えてここで引き返すことにしました。
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来た道を戻ります |
戻り道の途中にハクサンコザクラの群生を撮影。
(登山道より遠いので綺麗に撮れませんでした)
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ハクサンコザクラの群生 |
11:33 小屋の前の休憩所まで戻り、昼食&休憩。
12:08 下山開始。
14:44 滝沢登山口へ到着。お疲れ様でした。
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階段前で無事を祝って万歳 |
おわり